何年も見続けてきた夢と
最後まで決してあきらめない志が
光になって
その光を浴びたダイヤモンドが
眩しい。
甲子園。
夏の選手権大会は、今年も熱かったデスネ。
「野球はツーアウトから」とは
度々耳にし、口にもする言葉ではありますが
今年の夏の決勝戦ほど
この言葉の重みを感じた試合は久しく…。
守る側にしてみれば
『あと一つのアウトで頂点なんだ』と。
攻める側にしてみれば
『ここで終わらせはしない。次に繋ぐ』と。
6点差を追いかける9回の表
それでも『裏の回を迎える』と投球練習を続けるピッチャー。
(既にウルウルなワタクシ)
ツーアウト、ランナーなし。
けれど…、だけれども
ここからだった。
決してあきらめず
『次に繋ぐ』という強い意志と
それを支える、日頃の練習のチカラと
甲子園に潜む何かが
じりじりと、コツコツと点差を縮めていって…。
あと1点。
と云うところまで点を積み上げ
サード強襲のボールは
ノーバウンドのままグローブの中に捉えられて…。
勝負として、勝ち負けはあったものの
気持ちの上では勝ち負けを感じられない試合でしたよね。
なんか、どうしようもなく
感動しちゃって、感動しちゃって、感動しちゃいました。
決勝戦以外の試合にも
ランナーと物凄い体当たりをしたのに
ボールをミットからこぼすことなく守り抜いたキャッチャー。
あれは忘れられないな。
(実は、他にもいっぱい忘れられないシーンが…。うるうるっ。)
また春が来たら
桜の木に桜の花は咲いても
それは今年の桜の花とはちがう花。
けれど、桜は桜。
また夏が来たら…。
では、また。でございます。tomo