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線路は続くよ

うーん。何から書き始めようかな。



そうそう。
あの日は少し曇っていて

虹の橋をわたって
ゆったりと右にハンドルを切ったとき

霞のような低い雲と夕日の角度の加減で
街が薄むらさき色に染まって見えて

ふと
モネの残したウォータールー橋の中へ
自分が入り込んだ感覚になって

モネの感じた光の中に
自分も居た気がして

嬉しくなった。


摩天楼が幻想的に感じられ
不思議に思ったりもして。



で。

この日はパーシモンホールでの

The 3 Accordions
世界3大アコーディオニスト~夢の競演~

演奏:The 3 Accordions
Frank Marocco
Richord Galliano
coba

天野清継:Guitar
Jean-Philippe Viret:Bass
鶴谷智生:Drums

を聴くコトが出来ました。

09-10-23_17-53.jpg

coba の
いつになく清清しささえ感じる
ヴィーナス誕生の滑り出しに
スッと吸い込まれ。

続いて
情熱の雨が乾いた大地に染み込むような
熱演のagua monegrosに
(ToT)
...etc... 。



曲は進んで coba と Frank Maroccoのお二人で
愛らしい曲を奏で
Frank Marocco のスイートな世界に突入。

品の良い甘さで
大人の為の特性プリンアラモードをご馳走になった気分。
って…。
伝わるのだろうか。

ジャスも素敵デシタ。
あえて云うならハイボールかジンを頂きたくなるような
って…言えたらカッコイイのかも知れないケレド
ワタクシは大の日本酒党なので
ここは切子のお猪口で冷の純米酒を。肴はお塩を頂きたい。
って…。
伝わるのだろうか。



その後
Frank Marocco と Richord Galliano のお二人で
333な曲を演奏し

Richord Galliano お一人での
あれは Aria でしょうか…。
(違っていたらごめんなさい。)

じっと聴き入る客席の
その呼吸の気配すら飲み込んでしまう様な演奏で
素敵でした。

Chat Pitre では
不思議な夢の世界に迷い込んだ時って
きっとこの音楽が流れてる。と、勝手に確信。



後半に入り
3人での『 ゆがんだ時計 』では
それぞれの音と個性が溶け合って…。

聴きなれているハズの曲なのに
今までに聴いたコトのない感覚の音に
お耳も心も大感激。



やがてラストのラストはJAZZのスタンダード
「A列車で行こう」 (Take the 'A' Train)

軽快な旅のリズムでのしめくくりが
眩しいような切ないようなで
号泣寸前な自分に自分でチョット赤面。
(#^.^#)

ただ、この線路は
この次への素敵な音へ続いているのかも知れないって
そんな気がシマシタ。

09-10-23_18-091.jpg

いつもながら
素敵な音楽に
深く感謝な日々でございます。



では、また。でございます。tomo

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2009/11/27 01:05 | らくがきのおと

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